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ABOUT HITECH-C

提供: HI-TECH C for CP/M Fan WIKI(JP)
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HI-TECH Cについて

歴史概略

HI-TECH C for CP/MはHITECH Softwareが開発し販売していた8ビットOSであるCP/M用で動作するANSI-Cコンパイラです。

もともとは商用でしたが、CP/M上でのネイティブ開発の限界を感じたため、クロスコンパイラとして、MS-DOSに動作環境を移した後、フリーウェアとして公開されました。そのため、フリーで公開された"HI-TECH C Compiler v3.09"はZ80を搭載した機器向けにカスタマイズされて、多くの機種で使われてきました。

MS-DOS上でのクロスコンパイラとなったHI-TECH Cはその後、Z80だけでなく、他のアーキテクチャにも対応しました。

HI-TECH Softwareにより組み込み用のコンパイラとして対応CPUを増やしながら、開発はその後も続きます。そして、Microchip社に買収され、HI-TECH Software社は吸収されました。

Microchip社からは"HI-TECH C compiler for PIC10/12/16 MCUs" としてPIC用の開発環境として配布されていたバージョンも存在しています。近年ではこちらの方が"HI-TECH C"としては有名となっていました。


注意すべき仕様

C言語の処理系としては比較的初期からあるものなので、いま見るとその仕様に不便さを感じることも少なくありません。 ここでは気になる仕様と、その対処方法についてあげてみます。