Functions HI-TECH C STAT
STAT
概要
#include <stat.h> int stat(char * name, struct stat * statbuf)
詳細
このルーチンはnameで指定されたファイルの情報を返します。返される情報はオペレーティングシステムに依存していますが、ファイル属性(リードオンリーなど)バイト単位のファイルサイズ、ファイル変更、アクセスタイムなどをインクルードできます。 引数nameはファイル名でなければならず、DOSではパス名を、CP/Mではユーザー番号などです。引数statbufはstat.hで定義された、ファイルに関する情報で埋められた構造体のアドレスです。struct statの構造体は以下の通りです。
struct stat { short st_mode; /* flags */ long st_atime; /* access time */ long st_mtime; /* modification time */ long st_size; /* file size */ };
アクセス時間、変更時間(DOS下では両方が変更時間に設定されます)1970年、1月1日、00:00:00からの秒数になります。ctime() はこれを読みやすい値に変換します。 ファイルサイズはそれ自体が説明的です??フラグビットは以下の通りです。
フラグ | 意味 |
---|---|
S_IFMT | ファイルタイプのマスク |
S_IFDIR | ファイルはディレクトリ |
S_IFREG | ファイルは標準ファイル |
S_IREAD | ファイルは読み込み可能 |
S_IWRITE | ファイルは書き込み可能 |
S_IEXEC | ファイルは実行可能 |
S_HIDDEN | ファイルは隠しファイル |
S_SYSTEM | ファイルはシステムでマークされている |
S_ARCHIVE | ファイルは書き出されている?? |
Statは成功時に0、例えばファイルが見つからなかった時などの失敗時に-1を返します。
参照
ctime, creat, chmod